2023年となり、皆様新年いかがお過ごしでしょう?真冬ということで寒さも厳しいですが、日中はお日様も出ていてポカポカと気持ちの良いも多いですね。
さて冬のこの時期ですが、涼しくて負荷が少なくかつ動きやすいこの時期にRUNPOYAにもウォーキングやランニングを始める方や再開される方などがいらっしゃっており、嬉しいですね。「今年こそ」「今年からは」そんなお声は聴きますね。
また、今年のレースに向けてなど冬のうちにトレーニング時期の方も増えるかと思います。そんな今のタイミングで日常のウォーキングやランニングやトレーニング、そしてレースにも使用できてしまうロードシューズが最近リリースされました。
そしてーーー店長もまだまだ十分とは言えませんが様々な距離やシチュエーションで使用しました。例えば5km~10kmウォーク数回、3、5、7、10、15、20、30、35、50kmとシーンを変えて速度を変えて何度も使用しました。階段や坂道なども試しまくりの走りまくりで試しました!
現在(2023/1)総合距離も約200㎞程度は踏んだシューズです。
そのうえで、”なかなかのおすすめ”できるシューズという事が改めて分かりましたので、是非、ウォーキングシューズやランニングシューズやレースに向けてシューズにお悩みの方なども含め、サイズ感、使用感、価格も含め御参考にして頂ければと思います。
アルトラヴィアオリンパス(VIA OLYMPUS)
ALTRA VIA OLYMPUS(アルトラ ヴィア オリンパス)
価格:¥23,100円(税込)
メンズ・ウィメンズ展開あり
カラー:
メンズ Gray/Yellow(グレー/イエロー) Mineral Blue(ミネラルブルー)
ウィメンズ Orchid(オーキド) Light Glay(ライトグレー)
スペック:
メンズ:約298g(US8 26㎝)約1cm単位で7g程度の重量差が出ます
ウィメンズ:約240g(US7 24㎝)約1cm単位で7g程度の重量差が出ます
スタックハイト:33 mm
ミッドソール:ALTRAEGOMAX・インナーフレックス
アッパー:Ultra-lightweight & breathable
アメリカのシューズブランドALTRA(アルトラ)よりシューズ、VIAOLYMPUS(”ビア”オリンパス)。ALTRAのロードシューズとして2022年12月新シリーズモデルになります。
VIAOLYMPUS (ヴィアオリンパス)は、トレイルシューズのオリンパスシリーズのロードシューズ版になります。VIA(ヴィア)は道という意味で一応ビアではないんです。そんなところもまさしくロードのオリンパスといってもわかりやすいですね。
もともとアルトラのオリンパスというシリーズのシューズは、圧倒的なクッション性能で長時間・長距離でも体の負担を軽減してくれるモデルとして知られ、ロングトレイルを歩かれるハイカー、100kmを超えるような山を走るマウンテンランナーや、単に楽に歩きたいハイカーさんなどに親しまれてきたモデルです。そんなシューズがロードシューズになったのです。
オリンパスシリーズの特徴である、クッション性、安定性はそのままにロードでも使用できるようグリップをロード使用にして、反発力とロッカー機能で推進力を追加したシューズです。
こちらのシューズはウォーキング、ジョギング、ランニング、ウルトラというまさに多様な用途で使用できます。
そんなアルトラの最新モデルのランニングシューズの、サイズ感、使用感などを含めレビューしたいと思います。
ヴィアオリンパスデザイン・機能
単色の淡い色にソールには華やかなパッションカラーを配色、アルトラのロゴには2023春夏モデルからのロゴ内に「ALTRA」の文字も!
配色も含めデザイン性もよくアクティビティにおけるシューズとしては、気分を上げるシューズ、お散歩に行きたくなるシューズ、レースで気合を入れてくれるシューズなんてモチベーションも上がりますね。
アッパー周囲や先端は限りなく尖ったデザインではなく柔らかもあり、非常にデザイン性も高いと思います。
メンズ、ウィメンズでかなりな配色を変えている部分はあります。
シューレースは伸縮性は少ない厚みのあるシューレースです。いわゆる「お結び紐」と呼ばれる形状でほどけにくく緩みにくいのも特徴ですね。
メンズ↓
ウィメンズ↓
ミッドソール(クッション)
ミッドソールとはいわゆる「クッション」と呼ばれ部分の総称ですね。スタックハイトとはその全体の厚みを指します。前後でクッションの厚みに差が出るときそれを落差として「ドロップ」といいますが、ALTRAは特徴的な独自のゼロドロップ構造ですので前後差がまったくなく、これぞALTRAの”特徴であり良さ”であります。
アルトラのロードシューズの中で導入されているALTRA EGO MAX(アルトライゴマックス)というクッションを使用しています。このミッドソールの特徴としては非常に優しいクッションでありながら反発もしっかりとあるのが特徴です。
ここで注意として人によってはシューズを横からもって硬い、柔らかいなど指で揉んだり触る方などがいるかと思います。
ただ、そもそもがよこからの圧を想定されてなかったり、指でもむ程度の握力と足を入れて荷重がかかる力では全く違いますので、シューズはぜひ足を入れて体感してください。
そしてこの皆さんが口をそろえて言ううのが
「思ったりよりしっかりとした硬さがある」
と表現してくれます。ハイクッションモデルであると何となく柔らかすぎたり不安定な連想をされるかもしれませんが、ヴィアオリンパスはそんな事はありません。
ハイクッションということで設置感は地面から遠のきますが、足運びを楽にする推進力や安静性も高く、比較的どのような場合のシーンや走力の方にもおすすめができると考えました
厚みは33㎜とALTRAのシューズの中では最高位いわいるMAXCUSHION(マックスクッション)といわれてます。
ロッカー構造
ロッカー構造と聞くと、転がる様にすすんでしまうんじゃないかなど、思い浮かべる方もいるかと思います。しかしながら、ヴィアオリンパスに搭載されている、「アクティブスタンスロッカー」は無理なく、気持ちよくすすませてくれる構造です。無理なくすすむので下り坂などでも過度に進んでしまうような問題なく、登りでもぐいぐい上るような推進力を生んでくれます。
シューズ自体の重量を感じさせない、クッションの高さを感じさせない推進力はこの部分の力が大きいですね
アウトソール
アウトソールは足の形に適切に配置されています。今ご自分の履かれているシューズ(ALTRAではブランドでしたら)と比べてみてもらうと一目瞭然で違うのが分かります。アルトラらしいシェイプ構造とソールが分かりやすいシューズでもあります。親指から踵までがちゃんと直線になっています。本来足があるべき姿となっているのが分かりますね。
アウトソールは全体的に平に配置されています。実際滑るような感じもなく、クロスカントリーコースのような不整地でも滑りを感じ入ることはないです。
ここで一番気になるのが摩耗度ですよね!
次の画像が店長が約200㎞程度使用したシューズのアウトソールです。
フォームのへたりとしてのクッション性も含めアウトソールもほとんど摩耗していないですね。
強いて言うなら溝が深く石ころがよく詰まります
アッパー
アッパーとは靴のクッションより上側の部分、いわゆる足を覆っている部分ですね。
柔らかくクッション性もあり気持ち厚みのあるメッシュアッパーです。フィット感はありつつ快適性も高いです。ALTRA独自のフットシェイプ構造ももちろんありますが、俗にいう”足幅の広い人”が履いても全く窮屈ではないと感じるのはこのアッパーも秘訣ですね。とにかくフィット感はありつつ快適性も非常に高いです。
店長個人的なおすすめは靴下(ソックス)はいわゆる中厚程度でもよいですかね。シューズ横のフィット感がより高くなる印象です。逆にシューズ横のフィットが強すぎる人はソックスを薄めに変更してみてください。
ヒール部分は柔らかい印象ですが、緩みなどは感じにくいです。すでにトレイルシリーズのオリンパスを履かれている方は、オリンパス5よりはしっかりではなくオリンパス4よりしっかりフィットと思っていただければよいかと思います。
シュータン
いわゆる靴のつばですね。
シュータン自体は柔らかい素材かつシューレースを締め上げる部分には気持ち部分的に厚みがあり、こちらもフィット感がある中でも干渉的に役割を果たしてます。なのでシューレースを絞めても足の甲で違和感を感じることはないです。
また、足の甲が低めの方やよりフィット感を出したい方にはシューホールが左右に2箇所ずつ追加されています。こちらのホールにシューレースを通して頂くとフィットが弱いかなと感じている方や、シューズ内でずれを感じる方は改善するかと思います。
フットシェイプ構造
ALTRAのシューズはよく「幅広」と形容されることがあります。実際に幅が極端に広いわけではなく、「足の形状になっているシューズである」というのが正確かと思います。つま先部分のトゥーボックス部分は広く作られており指が自然な位置にくるようになっています。
ALTRAのシューズには「オリジナルフットシェイプ」、「スタンダートフットシェイプ」、「スリムフットシェイプ」と三段階のシューズの形状があります。
こちらのシューズはフットシェイプ構造が三段階あるうちの、一番広めのオリジナルシェイプになります。
広めといっても足部が自然な動きをするために必要な空間があるだけで過度なゆとりというわけではないです。
ローンピーク、エスカランテレーサーやオリンパスシリーズを履いている方は同感覚ですね
バニッシュテンポサイズ感
ランニングシューズを選択する際には足の実測より1.3㎝程度大きく選択するのがよいといわれます。
バニッシュテンポに関しても同様ですが、概ね足の実測+0.5~1cmなどサイズ選択がよいかと思います。
注意したいのが店長はトレイルのオリンパスシリーズは28㎝を履いていますがロードは27.5㎝としました。トレイルランニングのオリンパスシリーズは先端が硬い素材で覆われているため、接触による違和感でサイズを上げたりマージンを取っている方もいるかと思います。また、ロードシューズということで足についてくるような動きというところも踏まえサイズをダウンしてもよいかもしれません。
ただ間違えていけないのはあくまで足長に適したシューズ履くことが重要です。シューズも本来の動きができず、自然な走り方や歩き方にはならない可能性があります。特にロッカー構造がしっかりとしているシューズですので足長に適していることが重要です。
今は履かれているランニングシューズや普段靴が適正なサイズを測れており、足先に余裕があるようでしたら、同じサイズ感や一つ大き目を選択というのが良いかなと思います。何度も言いますがが足の全長をしっかりと合わせる事が大事ですので、足の横幅がきついといってどんどん大きな靴などを履くとトラブルにつながるので注意してください。
ALTRA店長使用一部例)
店長足の実測約26.8㎝ 左右差なし
TORIN5 28㎝(スタンダートシェイプ)
TORIN6 28㎝(スタンダートシェイプ)
TORIN7 28㎝(スタンダートシェイプ)
ESCARANTE3 28.0㎝(スタンダートフットシェイプ)
VANISH TEMPO 28.0㎝(スリムシェイプ)
ESCARANTERACER 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)
VIA OLYMPUS 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)を使用
VIA OLYMPUS2 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)
ESCARANTE2 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)
OLYMPUS4 28㎝(オリジナルフットシェイプ)
OLYMPUS5 28㎝(オリジナルフットシェイプ)
TIMP4 28㎝(スタンダートシェイプ)
LONEPEAK5 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)
LONEPEAK6 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)
LONEPEAK7 27.5㎝(オリジナルフットシェイプ)
※左右の足の全長が違う方は大きい方の足に合わせるのが無難です。
ヴィアオリンパス使用感
店長の今一番の使用方法としては5分~7分台/㎞で巡行するようなランニングやジョギングに非常に適しています。ウォークの区間があっても非常に楽に歩けるので重宝します。約50kmを走った後にも非常に足への負担が少なく足が楽なままの印象です。ちょっとした不整地をはさむロングレースなんかにも導入できそうな印象です。例えばで店長は4分台/km以上で走りたいなら少し重量が気になるなと思っています。
・気持ちよくすすませてくれる推進力
・長い距離を走っても疲労が残らない
・長時間の行動でも途中で疲労がでない
・立位もウォーキングもランニングも非常に安定している
・着地時の高い安定性
・かなり自然にミッドフットで踏むことができる
・おしゃれなカラーリング
この辺を店長が思うヴィアオリンパスの大好きな点です。
購入されたかたの声としては
・すごく楽
・柔らかいから沈むと思ったら心地よい硬さ
・不思議なくらいすっと進む
・自然にミッドフットになる
・長い距離のレースやジョグはこれできまり
・フルマラソンでも使えそう
こんな人にすすめたい
・日常のウォーキング、ランニングシューズを見直したい方
・長い距離も楽に走りたいなと思ってる方
・幅狭いシューズに困っていた方
・ジョギング用、アップシューズを探していた
・ある程度万能な使い勝手の良いシューズが欲しい
バニッシュテンポまとめ
アルトラ?と聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんが、実際に履いてもらうとランナーから支持をうけるにはこの様な理由があります。
日常のウォーキング、ランニング・トレーニング・ウルトラのような長い距離というところでお悩みの方にまさに一足で解決アルトラらしいフットシェイプやゼロドロップ、人間が本来の自然な走り方のミッドフットによる着地とリリースができるシューズです。
自然な走りや歩きを体現することは、ケガしないことであったり楽しく続けることに繋がります。そのためには「靴にあわせた足」になってはだめです!「足にあわせた靴」をちゃんと選び履いて頂ければと思います。
これまでALTRAのシューズを知らなくても是非、今からでも自然な走りや歩きを体感できる子のシューズをおすすめさせて頂きます。
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