ALTRAESCALANTE3(アルトラエスカランテ3)レビューしてみた

8月中盤を過ぎ、朝晩は涼しいと思える日も出てきましたね

厳しい暑さが無くなるとちょっとした運動にウォーキングやランニングはちょうどよいですね。

また、秋や冬のレースに向けての練習の時期の方も増えるかと思います。そんな今のタイミングで日常のランニングやジョギング、ウォーキングなどに特におすすめのロードシューズがありますので、ランニングシューズやレースに向けてシューズにお悩みの方なども含め、サイズ感、使用感、価格も含め御参考にして頂ければと思います。

アルトラエスカランテレーサー

ALTRA　ESCALANTE 3（アルトラエスカランテ3）

価格：￥18,700円(税込)

メンズ・ウィメンズ展開あり

カラー：

メンズ　Black、Blue、White

ウィメンズ　Black、Navy

重さ：
メンズ約250g（26cm）1cmで5ｇ前後差が出ます店頭測定
ウィメンズ約210g（24.5cm）1cmで5ｇ前後差が出ます店頭測定
スタックハイト：24mm
ミッドソール：ALTRA EGO
アッパー：Sock-like Engineered Knit

アメリカのシューズブランドALTRA(アルトラ)よりシューズ、ESCALANTE3。ALTRAのロードシューズでかなり人気があるシューズです。2020年の最終アップデートでESCALANTE2.5となりましたが、約二年ぶりのアップデート。モデルチェンジに近い印象で見た目は変わりましたが、履き心地は経過モデルをしっかりと感じれる印象です。

アルトラのシューズの中では”ド定番”かつ”汎用性”の高いシューズで、現在にいたるまで固定のファンやESCALANTERACERを履かれている人が新たに日常靴として使用したりと新たなファンとして履かれる方も多々見られるモデルです。

用途は主にランニングですが、ウォーキングに使用される方もかなり多くいらっしゃるのは事実です。なんといってもその履き心地の良さ！まるで靴下のように心地よくフィットするニットアッパーは普段履きや仕事履きなどにも重宝されています。

そんなESCALANTEの最新モデルの、サイズ感、使用感などを含めレビューしたいと思います。

その快適性から人によっては超長距離などウルトラマラソンに使用される方もいるかとは思います。

フォームを含め走りを見直したい方、はじめてのランニングシューズやをお探しの方、どんな靴もフィッティングが合わなくて困っている方普段の歩きを見なおしたい、故障を抱えて悩んでいる方などや、ESCALANTEシリーズを履いたことがある方や、すでに愛用されている方もご参考にして頂けたらと思います。

エスカランテ３デザイン・機能

エスカランテシリーズは従来、ニットアッパーの履き後ごちと柔らかなクッションが魅力のシューズです。またこのモデルをレーシング仕様にしたエスカランテレーサーというモデルも存在します。

別記事→ALTRAESCALANTERACER（アルトラエスカランテレーサー）レビューしてみた

フィット感の柔らかさや、クッショニングの良さからタウンユースなどの普段履きや仕事履きにされる方などウォーキングにも使用できるシューズです。
すでにALTRAユーザーの方やランニングシューズに悩まれてたかた、自分の足に合う普段履きがなくて困ってかたなどから
「これだ」「やっと出会えた」と嬉しい声を頂いております♪
どのカラーもランニングや普段履きや仕事履きなどのデイリーな使い方まで合う印象です。

メンズ↓

ウィメンズ↓

クッション

ミッドソールとはいわゆる「クッション」と呼ばれ部分の総称ですね。スタックハイトとはその全体の厚みを指します。前後でクッションの厚みに差が出るときそれを「ドロップ」といいますが、ALTRAは特徴的な独自のゼロドロップ構造ですので前後差がまったくこれぞALTRAの良さであります。

アルトラのロードシューズの中で定番となってきたALTRA EGO （アルトライゴ）というクッションを使用。このクッションを固くなく配置する事で心地よい柔らかさを実現しています。人によっては反発が少ないと感じる方もいるかと思いますが、心地よい程度の反発ですので、ウォークよりも走っている状態で体感できる印象です。総じてとても良いクッショニングです。

また全体が台形のようにした向かって裾野が広がる様にシューズのクッションが変更となっています。これが”絶妙な安定感”を生んでます。

厚みは24㎜とALTRAのシューズの中ではちょうど中くらいか薄めに属します、履いてみると接地感は軽く残しつつ柔らかな接地感があります。

アウトソール

アウトソールは足の形に適切に配置されています。今ご自分の履かれているシューズ（ALTRAではブランドでしたら）と比べてみてもらうと一目瞭然で違うのが分かります。アルトラらしいシェイプ構造とソールが分かりやすいシューズでもあります。親指から踵までがちゃんと直線になっています。本来足があるべき姿となっているのが分かりますね。

アウトソール形状はこれまでアップデート時にがらりと変わりましたが、実際に履いた感じではおおむね変わっていない印象はあります。グリップが気持ち強くなったかなという印象もあります。同様にミッドフット着地した際や踵が設置した場合などに備えた形状で配置されています。

アッパー

アッパーとは靴のクッションより上側の部分、いわゆる足を覆っている部分ですね。

まさにこれが特徴ともいうべきですね。ソックスのような履き心地は継続しています。今回のアップデートでやや硬くなったという印象はほんの気持ち程度はありますが、きつさ等を感じることはまずないのではという印象です。よりフィット感が増してクイックな動きも可能になった印象です。

店長個人的なおすすめは靴下（ソックス）を薄めなものを履くとよりフィットしアッパーのフィット感を感じれるかと思います。

ヒールも柔らかい印象ですが、ホールド感は増した印象で踵をしっかりと包んで固定してくれます。

シュータン

いわゆる靴のつばですね。

シュータン自体は柔らかい素材かつ厚みがありこちらもフィット感が増している印象です。シューレースを絞めても足の甲で違和感を感じることはないです。

シューレース

シューレース（靴紐）はシューズによりカラーが違いますが、やや伸びがある平紐を使用しています。特徴的にカラフルな紐も素敵ですが、人によっては社外の既製品を購入し好きなカラーに交換して普段履きにされている方もいらっしゃいますね。

また今回のアップデートよりシューレースのホールがふえて形状が変わったことにより、よりフィット感をだし機敏な動きにも対応できる印象となりました。

フットシェイプ構造

ALTRAのシューズはよく「幅広」と形容されることがあります。実際に幅が極端に広いわけではなく、「足の形状になっているシューズである」というのが正確かと思います。つま先部分のトゥーボックス部分は広く作られており指が自然な位置にくるようになっています。

ALTRAのシューズには「オリジナルフットシェイプ」、「スタンダートフットシェイプ」、「スリムフットシェイプ」と三段階のシューズの形状があります。

これまでのエスカランテシリーズやエスカランテレーサーはALTRAのなかでもオリジナルフットシェイプという構造をとっていました。

今作のESCALANTE３より「スタンダートフットシェイプ」に変更となっています。しかしながら、履いた感じにしてみると…正直違いがわからない！

これまでESCALANTEシリーズを履かれている御客様からも多数違いがわからないくらいと御声を頂いております。

エスカランテ3シリーズのアッパーはやわらかが強く外反母趾や内反小趾の方からも多く選ばれています。

エスカランテ3サイズ感

ランニングシューズを選択する際には足の実測より1.3㎝程度大きく選択するのがよいといわれます。

エスカランテ3に関しても同様ですが、概ね普段靴や現在使用されているランニングシューズと同じサイズ感を選ばれる方が多い印象であると考えて下さい。サイズダウンやサイズアップされる方はあまりいない印象です。アッパーの柔らかさや伸びもあるので過度なサイズアップは不要な印象です。

ただ間違えていけないのはあくまで足長に適したシューズ履くことが重要です。シューズも本来の動きができず、自然な走り方や歩き方にはならない可能性があります。

今は履かれているランニングシューズや普段靴が適正なサイズを測れており、足先に余裕があるようでしたら、同じサイズ感や一つ小さ目を選択というのが良いかなと思います。何度も言いますがが足の全長をしっかりと合わせる事が大事ですので、足の横幅がきついといってどんどん大きな靴などを履くとトラブルにつながるので注意してください。

例）

店長足の実測約26.8㎝　TORIN５シリーズは28㎝(スタンダートシェイプ)を使用

ESCARANTE327.5㎝(スタンダートシェイプ)　ESCARANTERACER27.5㎝（オリジナルフットシェイプ）使用

左右の足の全長が違う方は大きい方の足に合わせるのが無難です。